今回はイタリアンシェフの神戸勝彦さんを恵比寿「リストランテ・マッサ」にて直接取材させていただきました。
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Q:この分野に入るきっかけやこれまでの経緯をお聞かせください。
私は山梨県出身で駒澤大学に進学した際に、当時下宿していたアパートの息子さんの紹介で和食料理店のアルバイトを在学中4年間おしていました。その時の経験で料理は良い仕事だと思いシェフの道で歩むきっかけとなりました。
イタリアンとの出会いは、夏休み等を利用してヨーロッパやアジア各国をバックパッカーしていた際に、イタリアに立ち寄り、その料理と国に大変惚れ込んだ為、イタリアンシェフとしてやっていこうと決心しました。職業については最初から就職活動はせず、イタリアンの店に勤めることにしました。最初は知人の紹介で西麻布「アルポルト」に勤務し、その後イタリアに渡り、フィレンツェの名店「エノテカ・ピンキオーリ」などで修行しました。その際に得たものは大きく、人から聞くだけではだめで、自ら本場イタリアに渡航し、料理だけでなくその歴史をも自分で直接感じることができたのが幸いでした。
イタリアで修行していた時もそうですが、この職業に就いて苦労したと思ったことはありません。人種差別には困りましたが、むしろ自分で選んだ道だからと「負けたくない」という気持ちを持ち続けてやっていたことが今につながっていると思います。
「料理の鉄人」に出演するきっかけは、以前トリノの外国人向け調理師学校に通っていたため、フジTVより出演のオファーがありました。何人かの候補の方がいらしたのですが、幸運にも最終選考で鉄人に選ばれました。
帰国後は荻窪の「ドラマティコ」でシェフを務め、2000年に恵比寿で「リストランテ・マッサ」をオープン、現在に至っています。現在は、店を経営しながら、講演や後進の指導にあたっています。
Q:駒大生時代における当時のエピソード等について伺います。
大学時代はバスケットボールサークル「ホワイトソックス」に所属していて、二子玉川でよく練習していました。駒大は公園に隣接した立地をはじめ、海外の大学と雰囲気が似ており、駒大生として勉強できたことは本当に感謝し誇りに思っています。またイタリアに語学留学していた際に、同じ学校に通っていた日本人に駒大OBの坂間さんがいらして、同窓生ということで意気投合し、フィレンツェで働く際も助けてもらいました。「エノテカ・ピンキオーリ」で働く際もお手伝いいただき、坂間さんが日本でイタリアンの店を出店するときも誘っていただき、人の縁の大切さを痛感しました。
Q:ご自身にとってイタリアンとは、その魅力についてお聞かせください。
料理を通じて様々な人と出会える事がこの業界の良い点です。自分の力が存分に発揮でき、すぐにその答えが返ってくる醍醐味もあります。イタリアンはイタリアの田舎料理をその源流としていますが、ローマ帝国まで遡る世界を駆け巡った、その本質は深遠で、いくら追求しても到達点は遥か遠くにあるといえます。その本質を見極めながら、いかに日本人の口に合ったイタリアンを提供出来るのかを追求できる事もその魅力の一つといえます。
Q:最後に同窓生の皆様に向けてのコメントをお願いします。
駒大の経営学部を卒業出来て本当に良かった。多くの大切な友人、教授に出会えた事、貴重な時間が過ごせることができました。駒大は人と人のコミュニケーション時間がとれます。その人生において必ず重要な意味を持ちます。みなさんも駒大での経験や人脈を大事にしてください。





